くらし情報『京都・平等院で"スター・ウォーズ狂言"お披露目! 日本文化との融合に監督感激』

2017年9月12日 10:26

京都・平等院で"スター・ウォーズ狂言"お披露目! 日本文化との融合に監督感激

R2-D2とC-3PO、赤いライトセーバーを手に持つカイロ・レンが、墨で生き生きと描かれたこの屏風画の前で、狂言が行われた。

屏風画を手掛けたこうじょう氏は「武人画は人間の持つ覚悟を描いています。今回も3キャラクターの覚悟を表現したい、見る方にいろんな捉え方をしてもらいたいと、ファンの一人として描いた」と説明。狂言師の茂山氏は「C-3POとR2-D2は太郎冠者と次郎冠者だろうということでこの作品を選びました。太郎冠者と次郎冠者はコミカルな人物で、だいたいいつも失敗します。そういうところも似ているのかな」と両者の共通点を語った。

監督は「目を見張る美しさ。スター・ウォーズの様式は日本の文化からインスピレーションを得ているという意味でも、とても美しい作品」と屏風画にうっとり。
狂言もスマートフォンで写真を撮りながら楽しみ、「素晴らしいパフォーマンス」と大絶賛。「C-3POたちはマスクやスーツを着ていてボディーランゲージが大事。狂言師の方もジェスチャーで表現していて、スター・ウォーズとの共通点を感じた」と感銘を受けた様子で、「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝の気持ちを伝えた。イベントには京都府知事の山田啓二氏も駆けつけ、「日本の精神、日本の美の文化に満ちている『スター・ウォーズ』を、日本文化の極みである宇治の平等院でPRしていただけるのを歓迎したい」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.