水上恒司、本名で活動した1年間で芽生えた“覚悟”と仕事に対する“責任感”
役者があまり知らなくてもいい部分だとは思うんですけれども、興味が出てきてしまったのはしょうがない(笑)。そういう興味から、宣伝活動の取り組み方も前とは変わってきたような気がします。
――その変化は現場でスタッフさんとの関わりを通じて感じたものが大きいのでしょうか?
多くの方と関わっていくなかでですね。役者はただ芝居をしていればいいということでもないと思うんです。勝手にですが、いろんな人の思いを背負うみたいなものはあったりする。一つひとつの仕事に対する責任感やその重さ、覚悟は以前より大いに芽生えたのではないかなとは思います。
――初めて“水上恒司”として活動してきた1年で大きく成長できたと。
僕は1人では生きていけない、いろんな人に支えられながらじゃないと生きていけないんだというふうに思いました。
やっぱり自分だけでやるにしても限界がありますし、自分ができないこと、知らない部分や苦手分野を、その時々で目の前に現れてくれる人たちに任せて、その中で自分がやるべきことに対して、どれだけ集中できるかっていうことを意識した1年でした。
■水上恒司
1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)