くらし情報『ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献』

ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献

福島県の放射線線量率モニタリング業務を筆頭に、今年4月に起きた静岡県浜松市春野町の地滑りのレーザーによる地形測量といった災害支援、宮城県鬼首地熱発電所の温水採取や地形形状計測、噴出口撮影などの環境観測、熊本県宇土市 御輿来海岸の3次元地表面計測および静止画撮影といった学術調査、鹿児島県の新燃岳の地震計設置作業および地磁気計測、同県桜島の地震計設置・回収および地磁気計測、東京都伊豆大島の地磁気計測といった防災業務、そして民間からの依頼で愛知県の新日鉄のスラグ棚卸計測および細粒鉄源棚卸計測なども行っている(画像11)。

興味深いのが、海外の動向。米国は空軍がプレデターやグローバルホークなどの無人航空機(UAV)を多数配備しており、ヘリコプターも無人機大国なのではないかというイメージを個人的に持っていたが、実は「産業用」となると、法整備がされている途中で(同社が働きかけも行っている)、巨大な市場となる可能性があるという。現状、試験的に2012年にワイン用のブドウ畑における除草のために2機が現地法人を通して販売され、2015年秋には本格販売を開始したいとしている。

同社が実は最も海外で販売している国はお隣の韓国で、やはり水稲の防除で155機をこれまで販売しているという。

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