2024年2月2日 07:30
伊藤健太郎「皆さんをいい意味で裏切りたい」 俳優業の醍醐味や今後の抱負を語る
――2014年に俳優デビューされてから今年で10年を迎えられますが、ここまで振り返っていかがですか?
あっという間でしたが、各現場思い出に残っていて、たくさんの素敵な作品に出演させてもらったと思います。
――デビュー当時、10年後はどうなっていると思っていましたか?
10年も続けていると思わなかったです。どこかで違うことをやるだろうなと思っていて、まさか今もこうして俳優を続けているとは思っていなかったのでびっくりです。
――このまま自分は俳優としてやっていくんだと覚悟が決まった瞬間があったのでしょうか。
覚悟が決まったというか、決めざるを得なかったというほうが合っているかなと思いますが、『デメキン』(2017)という映画で初めて主演をやらせていただいた時に、ちゃんとやらないとダメだなと思いました。自分の中でほかにやりたいことができたらそっちに進んでいたと思いますが、役者以上にやりたいと思うことが見つからなかったので、しっかりやっていかなきゃいけないなと。――俳優業以上にやりがいを感じるものはないなと?
そうですね。苦しい部分もありますが、それもひっくるめて楽しいと思えて、そういうものはなかなかないと思ったので。