鈴木紗理奈、バラエティも女優業も「根本は同じ」『めちゃイケ』での学びが芝居にも生きている
○バラエティで鍛えた瞬発力が芝居にもプラスに
そして、『めちゃイケ』の総監督を務めていた片岡飛鳥氏の「笑いとは」という話と、鈴木もよく出演している「タクフェス」の主宰者・宅間孝行の「お芝居とは」という話が同じだったそうで、その時に改めて「やっぱりバラエティもお芝居も同じだな」と再確認したという。
「お芝居は台本があって、そこから役者が感情をつないでいく作業だと思っていて、その人はなんでそのセリフを言っているのか、そこまでにどういう感情の変化があったのか考えていくんですけど、『めちゃイケ』でも同じように感情の流れを考えて演じていて。役ではなく本人として出ているので、鈴木紗理奈が本当にその気持ちになっているという風に見えるようにやっていました」
バラエティは本人の発言のように見えるけれども、あくまでもその番組で求められる鈴木紗理奈という役割を演じているのだという。
とはいえ、バラエティはドラマなどのように流れがしっかり決まっているわけではなく、臨機応変に対応しなければならないため、「瞬発力がめちゃくちゃ鍛えられている」と言い、それがお芝居にもプラスに。「カット尻とかセリフがないところでみんなで自由にやり合う場面や、舞台で台本から少し外れた時などに対応できるのはバラエティのおかげだと思います。