くらし情報『yahyelがファンに語った"匿名性"の先「僕らには必要なことだった」』

2018年3月1日 21:00

yahyelがファンに語った"匿名性"の先「僕らには必要なことだった」

その心境の部分が伝わらなかったわれわれの実力不足」と反省していたそうで、「そこの部分を掘りたい」という思いが今作には込められていると語った。

一方の篠田は、「今回のアルバムの曲たちには、2017年に池貝峻に起きたことがその都度書き記されている」「僕はそばで池貝峻を見ているから分かるんですが、このへん(『Rude』)は躁状態」と当時の記憶を呼び起こし、「これが次どうなっていくのか着目しながら聴いていただければ」と説明。池貝はそのことを認めながらも、「扱いにくい人みたいになってない?」と返して場を和ませた。

また、「暴力的なライブをしているわりに、『Flesh and Blood』は暴力的なサウンドではなかった。それをどう閉じ込めるか課題だった」と篠田。「Iron」は山田健人の映像アイデアから生まれたものだといい、池貝は「"われわれらしさとは何か"を否定した曲かもしれない」「関係者の方々からはありがたいことに順風満帆と言われることが多いんですが、僕らが出したものが自分たちじゃないものになっていくという感覚と去年は戦っていて」と語る。もともとyahyelは「匿名性」をコンセプトにし、年齢や性別、人種を越えた"個"を打ち出す音楽性を追求してきた。

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