土村芳、『冬きみ』公開後に語るネタバレ役 - 岩田剛典との"幸せ"な一時
2人のシーンでも本当に紳士的に接してくださいました。
――初見ではストーリー展開を追いつつ、取材のポイントを意識しながらだったので、もう一度観てみたくなりますね。
そう言ってもらえるとうれしいです。展開を分かっていてもう一度観ても楽しめる作品だと思います。
○友人から質問には「観てのお楽しみ」
――周りの方に宣伝しようにも、ネタバレの役なのでなかなか詳しく話せない(笑)。
そうですね。同級生から連絡があってどんな役か聞かれたのですが、そこは濁しながら、「観てのお楽しみ」「とにかく観てほしい!」とだけ伝えました。
映画ってたくさんの人に劇場でご覧頂いて初めて成立するものだと思っているので、試写後は客観的に考えるまで時間がかかりました。
そうそうたる共演者の方々の中で、自分が作品の一部になっている……とボンヤリとした不思議な感覚になって。これまでもそうですが、自分が出させていただいた作品を客観的に捉えるまでどうしても時間がかかってしまうんです。
――今回はなおさらですね。
久しぶりの映画出演だったので、たくさんの人の手によって作り上げる映画はやっぱりステキだなぁと純粋に思えました。