2024年5月9日 12:00
清原果耶、3度目のタッグとなる藤井道人監督への信頼感「答えを渡すのではなく、一緒に迷ってくれる」
実は今回、クランクインがクライマックスのシーンからだったんです。私は「どうしろと……?」と思いながら、「ここをうまくやらなかったら、全部に響いてしまう」とプレッシャーを感じていたんですが、監督が非常に申し訳なさそうな顔をしながら丁寧に説明をしてくれて、私も「よし、やってみますか!」と腹をくくって(笑)。藤井監督だから安心して臨めたと思いますし、私はとても信頼している監督です。
――藤井監督への信頼感が伝わってきます。秘密を抱えながらも天真爛漫な姿で台湾の人々にも愛されるアミですが、演じるうえで意識していたことはありますか?
何事もピュアに受け取って返すこと。好奇心や興味でちゃんと反応できるところがアミのかわいい部分でもあると思ったので、特別何かをしたというわけではないんですが、そこが際立つといいなと思いながらお芝居をしていました。私自身も台南に初めて行ったので、バックパッカーのアミと同じ気持ちで初めて見るもの・触れるものに素直に反応できたらいいかなと思っていました。
○■台湾の俳優 シュー・グァンハンは「繊細で丁寧、かつ情熱的な方」
――今回、台湾の俳優 シュー・グァンハンさんとも共演しましたが、撮影を通じて感じたグァンハンさんの印象を教えてください。