くらし情報『妻夫木聡×大友啓史監督、戦後沖縄のコザ描く『宝島』映画化「みんなの言葉にならない声を…」』

妻夫木聡×大友啓史監督、戦後沖縄のコザ描く『宝島』映画化「みんなの言葉にならない声を…」

妻夫木聡×大友啓史監督、戦後沖縄のコザ描く『宝島』映画化「みんなの言葉にならない声を…」

俳優の妻夫木聡が、大友啓史監督の最新作『宝島』(2025年公開)の主演を務めることが22日、明らかになった。

同作は真藤順丈氏による同名小説の実写化作。原作は第160回直木賞・第9回山田風太郎賞・第5回沖縄書店大賞を受賞した。戦後の沖縄で、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える、“戦果アギヤー“と呼ばれる若者たちがいた。その中心にいるのは、いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のオン、グスク、ヤマコ、レイ。その中でも、英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、1番年上のオンだった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは「予定外の戦果」を手に入れ、突然消息を絶つ。残された3人はやがて、警察官、小学校の先生、ヤクザになり、それぞれの想いを胸に、憧れの存在オンの失踪の謎を追う。


監督を務めるのは、時代劇からアクション、SF、ドラマ、ミステリーやファンタジーまで、常に新たな挑戦をし続ける大友啓史氏(『るろうに剣心シリーズ』『レジェンド&バタフライ』)。大友監督はNHKに在籍中、連続テレビ小説『ちゅらさん』で沖縄を撮影してきたが、原作に惚れこみ映像化を熱望した今作で、戦後沖縄の20年と真正面から向き合うことになる。

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