サバンナ八木「決定権は100%相方」 独特ルール貫き結成30周年 高橋には「感謝しかない」
●多くの営業の仕事がもらえているのも「相方のおかげ」
高橋はレギュラー番組を10本以上抱える売れっ子。八木も、レギュラー番組は0本でも“吉本の営業王”と呼ばれるほど営業に引っ張りだこで、今年4月には書籍『未確認生物図鑑』を発売するなど幅広く活躍している。
個人での活動が圧倒的に多い日々だが、あくまでもコンビの活動を軸に考えていると八木は言う。
「個人の仕事は、相方が1人で活動していて空いた時間にやっているだけなんです。優先順位が全然違います」
そして、「本当はコンビで動くことが理想」と言うも、将来的にコンビの仕事をもっと増やしていくかどうかは「相方が決めることで、僕が決めることではない」ときっぱり。「決定権は100%相方」という考えがブレることはない。
多くの営業の仕事をもらえているのも、「相方のおかげ」だと感謝している。
「相方がテレビで活躍してくれて、名前を売ってくれているからこそ、その知名度で営業に行けている。
僕だけの力じゃなくて、相方の力であり、吉本興業の歴史そのものでもある。僕がただのピン芸人として行くのと、サバンナであり、吉本興業の芸人として行くのでは全然信頼度が変わるので」