京本大我、単独初主演映画公開で「めっちゃエゴサしちゃいそう」 『言えない秘密』に感じた魅力
みたいになっちゃうんです。2人の空気感が変わらなすぎて。そういう意味では、2人のシーンはどれもナチュラルに和気あいあいとできたのかなと思います。
――お互いを「こっちゃん」「きょも」と呼び合っていたとか。
はい。古川さんが普段「こっちゃん」と呼ばれてるという話から、俺はファンの人から「きょも」って呼ばれてるよ、じゃあ……と。2日目くらいからその呼び方になってましたね。
――それは自然にそうなったんですか?
どの作品でも、入ったら毎回あだ名から聞くようにしてるんですよね。
自分からしゃべらないと「京本さんって寡黙なのかな」とヒロインの方に気を使わせちゃうので。
――そんなお二人の関係性がお芝居にも表れていたと思います。演じる際に意識したことはありましたか?
河合(勇人)監督が段取りをすごく丁寧にやってくださる方なので、2人のシーンもお互いがスムーズにやれるまで、目線や立ち位置、距離感などかなり細かく確認しながらやりました。湊人のピアノに対する気持ちが変化する過程や、雪乃との距離感とか、じっくり向き合えたと思います。
――湊人と雪乃が連弾するシーンは、特に物語を象徴する場面だと感じました。