京本大我、単独初主演映画公開で「めっちゃエゴサしちゃいそう」 『言えない秘密』に感じた魅力
あれは湊人にとってもすごく大切なシーンだったので、特に時間をかけて1カットずつ段取りをやりました。連弾って勝手に難しそうだなと思っていたんですが、誰かとハモったりギターでセッションしたりするのと同じで、言葉じゃないからこそ距離がぎゅっと縮まる魔法のようなものを感じて。
だから、演奏がうまくいくと思わず琴音ちゃんとハイタッチしたりしてたんです。役をまとい合っているのにお互い心が通じ合った芝居ができたのも、ピアノを通じて分かり合えて、一緒に奏でる楽しさがあったからこそだと思います。
○SixTONESメンバー「こんな良い曲を持ってきてくれて、ありがとう」
――今回はピアノもほぼ未経験からの挑戦だったそうですが。
簡単なコード弾きができるくらいで、クラシックは全くやったことがなかったんです。マネージャーからある日突然「ピアノ弾けるよね?」と聞かれて。「簡単なコード弾きくらいは」「クラシックは無理なの?」「無理です」というやりとりをして、その後は音沙汰がなかったのであの会話はなんだったんだろうと思っていたら、今回のお話をいただいて納得しました(笑)。
監督との顔合わせで「ぜひご自身で弾いていただきたい」