ディーン・フジオカ、芸能活動20周年「奇跡の連続」 放浪旅中にスカウト、そして朝ドラ五代役が「大きな転機に」
●IT起業家を目指し渡米した過去や放浪旅中のスカウトを回顧
縁を大切にここまで歩んできたディーン。自身の人生を「奇跡の連続」と表現する。
「そもそもエンターテイナーになるつもりもなかったのに、香港で俳優になって、台湾で大きな規模のドラマに出させてもらって。音楽活動もやって、武道館まで一緒にファンの皆さんもスタッフも歩んでくれて、奇跡の連続だなと。自分の国ではないところで活動を始め、その土地の通貨を稼いできて、今思えばよく野垂れ死ななかったなと思います(笑)」
芸能活動をスタートさせる以前の1997年、「第10回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で最終選考まで残ったが、妹が勝手に応募しただけで、自身は芸能界に入りたいという気持ちはなかったという。
高校卒業後はアメリカ・シアトルのコミュニティ・カレッジでITについて学んだ。
「ITの起業家になろうと思ってシアトルに。進路を考えたときに、一番未開の地というか、産業構造が出来上がってなくて可能性を感じたのがITで、世界中を旅しながらでもキャリアを積めるし、コンピュータさえあればどこに行っても生きていける時代が来ると思ったので」
アメリカでいろんな人種の人たちと出会って視野が広がり、世界により興味を抱くように。