ディーン・フジオカ、芸能活動20周年「奇跡の連続」 放浪旅中にスカウト、そして朝ドラ五代役が「大きな転機に」
あれがなかったらそのままジャカルタや台北を拠点に、日本で仕事があるときだけ来るという感じだったと思います」
●「日本に住む気はなかった」2つの理由五代さんへの感謝も
海外を拠点に活動していた頃、「日本でも仕事はしたかったけど日本に住む気はなかった」というディーンだが、「こんな快適な国はないですよ!」と今はすっかり日本の生活に満足している様子。そして、当時日本に住みたくなかった理由の一つとして花粉症を挙げ、「でもグルテンフリーにしてから花粉症はだいぶ楽になりました」と話した。
もう一つの理由について、「日本は内向きな社会だと見えていた」と語る。
「だから日本に行ってしまうと前に進まなくなる感じがして。外に出られなくなるとは言わないですけど、自分の中で日本からどんどん遠ざかっていくことが、自分の成長につながっているという感覚でした。でも日本で一定期間過ごす機会をいただいて、学びと気づきの日々だったので、五代さんを筆頭にいろんな方に感謝しています」
もちろん、五代友厚役だけではなく、それぞれの仕事から影響を受けている。
「日本での仕事が中心になり、日本に住むようになったきっかけは五代さんですが、それ以外にもいろんな経験をさせてもらい、これからも新しいことを始めるたびに人生の転機や、新たな気づき、再構築のきっかけのようなものがあるんだろうなと思います」