佐久間宣行が目指す“面白いもの”とは? Netflixの“コンテンツファースト”な魅力や今後のキャリアも語る
いろんな仕事を受けていたら変な場所にたどり着いたという感じです(笑)
――現場でガッツリ作品を作られている日々だと思いますが、その喜びを改めて感じられていますでしょうか。
それはすごく感じています。これが面倒くさくなったら職種を変える時期なんだろうなと。今のところそうなることはなさそうですけど。昨日も普通にカンペを出していましたし(笑)
――テレビ以外の番組も手掛けられている今、テレビの力はどのように感じていますか?
テレビコンテンツの力はまだ全然あると思います。テレビでしかできないものもあり、何年も毎週ずっと放送することでしか作れない文化があるので、それは大事にしていきたいです。ただ、不便なんじゃないかなと思う部分もありますね。
――不便に感じる部分とは?
ストックされず、コンテンツ過多の時代に1回見逃してしまうとなかなかたどり着けないというのは、あまりよくないなと思っています。
見逃しも1週間で終わってしまうので機会損失しているなと。あと、テレビのコンテンツを測る指標がもっと多角的にあったら評価される番組も変わってくるだろうなと思います。今はやっぱり視聴率なので。
○飽きずに続きが見たくなるバラエティを目指した『トークサバイバー!』
――最近は配信系の番組も増え、特にNetflixの存在感がますます高まっているように感じます。