堂本剛、“無理”なことに応えなくなりしんどくない現在 主演映画泣きシーンでは目がキラキラ
ということが大きいです。
よく喩えで言ってるんですけど、僕の身長は165cmくらいなので、170cmを求められても、応えられないじゃないですか。普通だったら「応えられないから、無理です」で終われるんだろうけど、無理だと理解していても応えようとしてしまったから、しんどかったんだと思います。
――今は、そこからは自由になっている感覚なんですね。
今はもう、全くそういう時間を過ごしていないので。「無理なものは無理だな」と。
――堂本さんは、自分の音楽をやるために企画書を作ったりもされていると伺っているんですが、自身で切り拓いていこうという意識は強かったのでしょうか?
「切り拓く」というとちょっと大げさで、そうしないと自分のやりたいことが叶えられなかっただけなんです。人を説得するだけで物事が始まるのであれば、理解してもらうためのプレゼンをするというだけです。
人というものは、勝手な決めつけや思い込みと共に生きているものでもあるので、それをまず取り除いて真意を伝えたら、「そういうことだったらいいよ」とわかってもらえる。前の会社でも、僕は全て承諾を得て活動をしてきましたし、「自分でできるのであればいいよ」