倉科カナ、5年ぶりの主演映画で演じた役は「ご縁みたいなものを感じた」
映画でワンテーマって恐らくないんです。父と会うとか、家族ってなんだ? っていう地味なことなんですが、ものすごい賭けだと思います。それぞれの立場の人がそれぞれの思いや賭け、決心をして作った映画。これから楽しんで見ていただければありがたいです」とアピールした。
父と娘が再会を果たしたシーンが見どころの一つであり、倉科は「談春さんとの距離感をとても大切にしていて、ほとんど現場でお話をしていません。そこだけは距離感が大切だったので、あのシーンに持っていました」と同シーンを収録するまで意識的に立川との接触を控えていたという。対する立川は「その思いを知らないからさ、しばらく俺嫌わているのかと思ったよ。目も合わせてくれないんだから。
呼ばれてこの仕打かと」と笑いを誘うも、「撮り終わった後にポツリポツリとそういうお話をしてくださり、こんなに気さくでこんなにいい人なんだと思いました。そのシーンに持っていくまでの倉科カナはすごいんですよ! 最後の最後で最初のセリフを皮膚で聞くんです。その時にゾゾっとして、あとは連れてってもらっているところを一緒に歩いている感じでしたね」と褒めていた。映画『あいあい傘』は、10月26日より全国公開。
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