木村柾哉、ダンス講師の過去から映画初出演・初主演 芸能界に輪が広がりINI主題歌に「嬉しい」
それが伝わりづらいのが難しいポイントで、「感情に出ないけど出てる」という絶妙な差し引きがすごい難しかったです。
――親友・成田役の山中柔太朗さんは、元々ダンススクールで木村さんが教えていた生徒だったそうですね。
そうなんです。柔太朗くんがM!LKとしてデビューする前に、何回かレッスンをしたことがあって。7年くらい前のお話なので、久しぶりに再会して、お互いにめちゃくちゃ嬉しかったです。映画が終わってからも何回か一緒にごはんに行ったりして、今でも仲良くさせていただいてます。
――初主演映画の撮影現場に元々知っている山中さんがいたのは、心強かったですか?
心強かったです。しかも柔太朗くんは年齢の割にはけっこう落ち着いているので、僕も同い年感覚でお話しできて楽しかった。
7年前は、本当に“学生”という感じでしたし、僕もその時20歳とかだったんですけど、柔太朗くんのことも「まだまだ子供だな」と思っていました(笑)。でも久しぶりに再会して、 大人っぽくなった姿に感動しました。
元々は先生と生徒という関係性だったのに、いきなり親友の役で、撮影に入る前は関係性を作り出すのが難しいのではないかと不安だったんですけど、意外と、すんなり役に入れたと思います。