事例検証 : NetAttest EPSと無線LANコントローラ / アクセスポイント機器との認証
Virtual Cell機能によって、すべてのアクセスポイントで単一のチャネルを利用することができ、複雑なチャネル設計が不要になる。つまり、アクセスポイントが複数あっても、仮想的に広い範囲をカバーできる単一のアクセスポイントのような構成となる。
そして、無線LANのクライアントには、専用の「Virtual Port」が割り当てられ、帯域やセキュリティの制御ができる。Virtual Portによって、本来は共有メディアである無線LANをイーサネットスイッチと同じように利用できる。○検証結果のまとめ
ここまで2回にわたって、さまざまなベンダのSSL-VPN機器、無線LAN機器でのユーザ認証をNetAttest EPSと連携して行うことができるかを検証した。以下に各機器との間の検証結果をあらためてまとめておこう。
まず前回、検証を行ったSSL-VPNのユーザ認証の結果が以下のとおりだ。
また、今回行った無線LANのユーザ認証の結果は以下のとおりだ。
SSL-VPNにおけるユーザ認証は、ワンタイムパスワードやクライアント証明書で一部動作しなかった機器があった。SSL-VPNはクライアントソフトウェアや対応している方式も機器によってまちまちで、相性の問題があるのかもしれない。