2019年3月7日 19:39
白石和彌監督、映画祭のキム・ギドク監督作品上映に「コメントを出すべき」
と、現在同監督が女優から暴行被害で訴えられていることについて触れる。
「決して上映の是非などを言うつもりはないんですけど、どうしてそれを上映するのかは、映画祭として公式にコメントを出すべきだと思いました」と真摯に提言。「来年からより形を変えて大きく、国際的な『世界で一番楽しい映画祭』を標榜していくのであれば、そういう問題ともちゃんと向き合って、例えばシンポジウムをするなどして、映画界にある問題を話し合うのも、映画祭の役割としてあると思う」「より大きな映画祭にするには、ちゃんと向き合うことだと思いました」と語った。
真剣に訴えた白石監督だが、話を終えると柔らかな表情で、「冬に開催する最後の映画祭ということなので、来年から『やっぱり冬が良かったよね』と言われるように、ここにいるメンバーと一緒に伝説になるように盛り上がっていきましょう」とメッセージを送った。
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