2019年3月19日 17:30
塩野瑛久、片寄涼太の“側近”役「どう料理しよう」 自ら演技を提案
――例えば、歌ったりとか?
そうですね(笑)。僕と元(飯島寛騎)で、もっと寸劇とかもしたいな。
――横浜アリーナに立った風景は、いかがでしたか?
絶景でした。今思い返すと、アウェイなフィールドなので、よく堂々としていたなと思います。そもそも役者って、別にかっこ良くいようとか、あまり考えないんですよね。お芝居って、やればやるほど自分の恥ずかしい部分や汚い部分を見せまくるので、逆にステージで余裕が生まれたのかもしれません。ただ、心は緊張してないんですけど、実際に横浜アリーナに立ったら、若干足がすくむところはありました。
――お話を聞いていると、自分を客観的に把握されているところ、俯瞰で見られているところがあるのかなと思いました。
すごく、あると思います。試写を見ても、俯瞰して見ちゃいます。だからお芝居においても、瞬間的な状況判断に関しては、引き出しがあるかなと思っているんですが、逆を返せば、どうしても見返した時に「こういうやり方もあったな」と思ってしまうんです。なんだったら、カットがかかった瞬間に「これもあったな、こっちもやってみたかったな」と思ってしまって。でも、だからこそ楽しみがいっぱいあって、やればやるほどこの仕事が好きだなと感じます。