2014年6月19日 18:52
ブラジルW杯 8Kパビリックビューイング観戦記 - 解像度も興奮もフルHDの16倍に!!
31分・日本の左サイド長友選手とジェルビーニョ選手の競り合いでは、二人の筋肉のスジから迫力が伝わってきた。
このように、「寄り」の映像では330インチの大画面でも高精細感を認識できるのだが、「引き」の映像ではあまり感じられない。前述のように悪天候と時間帯による影響があるかもしれないが、実はパブリックビューイング会場の記者席は、観覧席とは別のゾーン、スクリーンから離れた後方であった。
そこでハーフタイム、スクリーンと最適な距離で観戦した来場者の方々に感想を聞いてみた。みなさんが共通して語ったのは、8K映像の精細感と濃密感についてだ。フルHDの解像度は1,920×1,080ドットだが、4Kでは3,840×2,160ドット、8Kでは7,680×4,320ドットとなる。画素数にして、8KはフルHDの約16倍に及ぶ。画面が大きくなるほど、解像度の差が画質の差に直結してくる。
「あれだけの大画面で映像が破綻していないのはすごい。いつもスタジアムの前から3列目でJ2・栃木SCの試合をみているが、それと同じような感覚で試合に入り込めた」(栃木県・三森さん)。
「最前列に座り観戦したが、雨粒の一つひとつが見えて、やっぱりきれいだなと素直に感じた」