くらし情報『どん兵衛を差し入れた座長・吉岡里帆 『見えない目撃者』監督が語る魅力』

どん兵衛を差し入れた座長・吉岡里帆 『見えない目撃者』監督が語る魅力

(高杉真宙)

「座長ということで、自覚のようなものはあったんじゃないかな。すごくバランスの良い方なんですよ。オン、オフの取り方とか。楽屋での過ごし方とか、そして演技に入る時の集中の仕方とか。年下なのに、すごいなと。本当にすばらしい。こんな大変な役をやっているのに、そのバランスと気遣い。人としてすごい」(田口トモロヲ)

撮影は冬場の早朝に行われることもあり、極寒の中でも弱音を吐く姿を見せなかった吉岡。
完成披露試写会で、森監督は「前向きで目標に向かって一生懸命やる。『吉岡さん』と呼ぶと、『はい!』と走って来るような、そういう清々しさも感じられて」と思い返し、「俳優さんがイライラすると、どうしてもスタッフに伝播してしまうんですが、そういうことがなくて、みんなを『前向きに作品を作りたい』と思わせてくれました」と感謝の言葉を送った。

吉岡は、CMに出演中のカップ麺・どん兵衛を差し入れたらしく、「差し入れの『どん兵衛』がうれしくて。あれが特にうれしかったですね」と笑いを誘う森監督。吉岡は、「寒い中、どん兵衛はおいしいですからね」と笑顔を見せ、共演者や監督から寄せられた称賛に、「その言葉でずっとがんばれます」「みなさんの優しさがどれだけ寒い冬の心に染みたか」と返していた。

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