なぜ群馬県の草津温泉が全国1、2位の名湯なのか? その秘密に迫る!
とコメント。さらに、「温泉の質が良いと聞いていたので、一度訪れてみたかったんです」という理由も目立った。やはり、地の利のよさや泉質のよさが人気の理由なのだろうか?
そう推測しつつ、地元の商業主や団体の職員さんなどにもその理由を尋ねてみたところ、「温泉湧出量が全国一だから」「江戸時代の温泉番付じゃ、当時の最高位・東大関に格付けされたよ」「昔から湯治場として有名」「温泉の温度を下げる湯もみが名物だから」など。様々な意見が飛び出して収拾がつかないので、旅館、ホテル関係者へ突撃取材することにした!
○泉質主義を掲げ、温泉に全てをかける
するとまず、古風な梁造りと懐石料理が有名な某旅館の男性は、「草津の人たちは仲がいいので、通常のことはもちろんのこと、難しいことにもみんなで立ち向かい、克服できるんです。それが私たちの誇りであり、自慢できることです」と話してくれた。
また、露天風呂や貸し切り風呂の風情の良さが人気の某ホテルの女性は、「草津温泉は10年以上前から『泉質主義』を掲げ、温泉へ熱くこだわり続けてきました。今もこれからもずっと努力を重ねていきます。来るたびに何か新しいものを発見できるところ。