くらし情報『なぜ群馬県の草津温泉が全国1、2位の名湯なのか? その秘密に迫る!』

2013年5月10日 11:00

なぜ群馬県の草津温泉が全国1、2位の名湯なのか? その秘密に迫る!

それが草津温泉なんですよ」と、温泉のように熱い語り口で聞かせてくれた。

「泉質主義」とは、源泉を薄めず、加熱もせずそのままの湯を楽しんでもらうことをモットーとすること。草津温泉には100数カ所の源泉があり、それぞれ泉質は異なるが、総じて弱酸性で(硫酸塩・塩化物温泉)で、湯内では雑菌や最近はほとんど繁殖できないという。

ゆえに、草津の湯に入ることで傷が癒えたり、身体の疲れが軽減したりといった効能が期待できるのだ。

今回の調査では、草津温泉旅館協同組合事務局長・星野敏雄さんの説に一番納得したので、以下に紹介させていただこう。

「草津というところは、昔から産業は非常に乏しかったんです。農業も林業も商業も工業も育たないこの地で、草津の人々は温泉に生きることの全てをかけ、草津温泉を作り上げてきました。その結果が、今日の草津温泉の実情だと思います」。


○近くには美術館にスキー場も

聞き込みを終えて温泉街をブラブラと歩いていると、片岡鶴太郎美術館にたどり着いた。この一帯には、実はこちらの美術館の他にも、草津運動茶屋公園、草津熱帯圏、草津国際スキー場、草津白根山などといった観光地や名所がたくさんあるのだ。

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