2012年2月17日 11:45
ビジネス英語って日本だけの言葉? 目からうろこの英語勉強法 - ショーンK氏インタビュー (1) その1
がとても大事です。
「国際会議をうまく運営したければインド人をだまらせて、日本人にしゃべらせろ」というジョークがあるくらい日本人はセルフ・アサーションが苦手です。
これはむしろ英語の問題ではなく、マインドとビヘイビア(心構えと態度)の問題で、「英語がうまい、下手」の議論以前に重要なことです。
また交渉の進め方もまずいですね。
例えば、70(万ドル?)くらいが妥当な落とし所かなと思えば、外国人(特にアングロサクソン系の人種は)は、初めにあえて120くらいの条件を出してくる。
そして相手からのカウンター・オファーを待ちます。
「120なんてとんでもない!よくて半分、60だ!」というオファーを受けて、「ならば仕方ない、うちも譲って70だな」という交渉を最初から読んで仕掛けてきます。
しかし、日本人はカウンター・オファーを出す前に相手の出方に驚き、弱腰になってしまうんですね。
TPPの問題も国益としての損得勘定よりも通商外交という交渉のテーブルで「どう交渉するか」、「どこまで交渉できるのか」がむしろ問題なのかもしれません。
さて、120の話に戻りますが、海外との交渉の現場で、120というファースト・オファーにビビって「海外の企業はこれだから困る!とんでもないやつらだ!」