2012年3月25日 09:45
不眠症患者をサポートする「体内時計.jp」開設 - 「現代型不眠」と体内時計の仕組みを解説
などが挙げられるのだという。
また、同社は、こうしたことが起因して、睡眠を誘発するホルモン「メラトニン」の分泌が減少すると、体内時計が狂い、夜になっても眠気を感じることなくなかなか寝付けないなどの症状があらわれると説明。
乱れた体内時計を正常に戻すためには、「睡眠/覚醒 のリズム=“サーカディアンリズム”」を整えることが必要であるが、そのためには生活習慣を改善することが大切だという。
とりわけ「毎日、ほぼ決まった時刻に起床して、日光に当たること」「日中はよく活動して、昼夜のメリハリのある生活を送る」「夜は部屋の照明を落として、明るい光を浴びない」の3点は基本としておさえるべき項目だとのこと。
また、こうした生活習慣改善と並行して不眠症治療薬を服用することも有効であると説明。
同社から2010年に発売されたロゼレム錠は、服用を続けることによって、睡眠と覚醒のリズムが徐々に改善され、寝つきがよくなることが期待されている。
しかし、乱れた体内リズムを整えるためには、こうした治療薬を一定期間以上服用し続けることが必須であるが、即効性を確認できないと途中で服用をやめてしまう患者が多くみられたこともあり、同社では、不眠症治療中の患者をサポートするために、患者向けウェブサイト「体内時計.jp(http://www.tainaidokei.jp)」