千葉モノレール新型車両”URBAN FLYER”披露、パノラマデッキで眺望を楽しむ
などだ。
このほか、空調ダクトを熱で溶け落ちない材質とし、ATC(自動列車制御装置)を二重化、車両連結部に転落防止装置を設置、ドアにLEDとチャイムによる案内装置を設置するなど、安全とバリアフリーに配慮したとのこと。
快適性では、空調システムに従来の冷房・暖房・送風に加えて除湿機能を搭載した。
環境面では、動力を抵抗制御式直流モーターではなくVVVFインバータ制御の三相交流モーターとし、電力回生機能も搭載して省エネルギーに配慮したとのこと。
千葉都市モノレール代表取締役社長、大澤雅章氏は、「タウンライナーの乗客数は年1%の上昇傾向だったが、高齢化により頭打ちになりつつあり、東日本大震災で2011年度は乗客数が減った。
新車両の導入で利用者を増やしたい」と期待を語った。
現在の路線の愛称「タウンライナー」については、「もともとは車両の愛称だった。
今後は『アーバンフライヤー』にしていきたい」との考えを示した。
「URBAN FLYER 0形」は導入発表から落成、営業開始まで6年を要した。
その理由については、「鉄道車両は生産開始時に発表する会社が多いが、この車両はデザイン検討開始段階で発表した。