くらし情報『岩本沙弓の”裏読み”世界診断 (13) 世界一はスカイツリーだけじゃない! ”21年連続世界一”となった『対外純資産』』

2012年5月31日 08:08

岩本沙弓の”裏読み”世界診断 (13) 世界一はスカイツリーだけじゃない! ”21年連続世界一”となった『対外純資産』

岩本沙弓の”裏読み”世界診断 (13) 世界一はスカイツリーだけじゃない! ”21年連続世界一”となった『対外純資産』
世界一高い電波塔である「東京スカイツリー」が開業したその日、実はもう一つ、日本が世界一であることを示すニュースがあったのに気づかれたでしょうか。

これまで、このコラムでも日本が裕福である証拠の1つとして取り上げてきた「対外純資産」ですが、この度晴れて『21年連続世界一』の偉業を達成しました。

そこで、今回はあらためてこの数字をクローズアップしたいと思います。

財務省が発表した2011年末の対外資産負債残高によると、日本政府や企業、個人が海外に保有する資産から海外勢による対日投資(負債)を差し引いた対外純資産残高は253兆100億円となっています。

http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/iip/2011_g.htm日本国内には経済活動を行う主体として、政府があり、企業があり、個人がいます(日銀がデータを出す際にはこれらに金融機関やNPOなども加えて、日本の経済主体としています)。

それぞれの経済主体はお互いに資金の貸し借りをして日本経済全体をまわしているわけですが、そうやって日本国内で資金の融通をし合っても日本国内で使い切れないお金が昨年末の時点で253兆円あったということです。

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