人材多様化こそ創造性を生む - アクサ生命の「ダイバーシティ」取組みを聞く
一方で人材を見ると、営業部門には業績を挙げている女性営業社員の潤沢なプールがあります。
このような部門の特徴を踏まえ、現在営業チャンネルでの女性管理職登用に力を入れています。
先日もある営業チャネルでは管理職候補の女性営業社員の懇談会を実施し、そこに社長も加わり「アクサ生命では女性に『ガラスの天井』はありません、将来皆さんの中から私の後任が出ても不思議ではありません」とスピーチし、参加者の士気が大いに盛り上がりました。
そのほか、手話教室など障害や障害者を理解するためのプログラムを実施していまして、2010年9月に法定雇用率1.8%を達成、現在は2%を超えています。――業界では最下位レベルだったアクサ生命が、今や業界トップレベルにまでなったのですね。
今回策定した「カルチャーアクション」という取組みでも、ダイバーシティはその中の大きな項目の一つです。
「カルチャーアクション」では、ダイバーシティのほか、社員満足・コンプライアンス・企業の社会的責任などを包括的に捉え、改善すべき問題点に対して、同じ解決方法=アクションをとれるものは、同時に行っていくというものです。
――カルチャーアクションによって、ダイバーシティ推進も加速しそうですね。