”人材のグローバル化”という視点から見る、世界経済の現状と未来とは?
を活用して売ることになる。
こうした流れの中、日本企業でも多くの企業が「グローバル化」して、世界で活躍していると述べた。
また、金融もそれに応じてグローバル化し、資金調達も世界視野で行われるようになった。
小林氏によると、小林氏が学生の頃は、「グローバル化」ではなく、「国際化」という言葉が使われていた。
だが小林氏は、「国際化」の場合は、あくまで日本を中心に物事を考えていたのに対し、「グローバル化」は、”世界”という観点から物事を見ていくことだと分析し、「国際化」ではなく、「グローバル化」することの重要性を説いた。
また小林氏は、「グローバルスタンダード(世界基準)」についても言及。
冷戦終結後、すでに自国企業がグローバルに展開していた欧米が、世界の市場が一体化する中で、会計などの基準を統一して決めていこうというもので、日本もそれに巻き込まれざるをえなかったと話した。
同氏は、こうした「グローバル化」の進展に関し、日興アセットマネジメントの妹尾氏に、日本の企業のグローバル化の現状について質問した。
妹尾氏は、現在の日本企業について、売上高の約半分を海外で売り上げていると説明。