ベテランFPが”こっそり”教える、知ってトクする保険の話 (3) 健康に不安がある人でも入りやすい - 『引受基準緩和型』の医療保険って?
という行為が必要です。
そして、告知内容によっては保険に加入できない場合があります。
保険会社から「リスクが高い」と判断されると、入りたくても入れないのです。
通常の標準体の人が入る医療保険のおもな告知事項は以下の通りで、健康状態や過去の病歴を広く問う網羅的な内容になっています(告知項目は保険会社によって異なります)。
いっぽう、「引受基準緩和型医療保険」のおもな告知事項は次の通り。
項目がシンプルで、質問事項も限定的です(告知項目は保険会社によって異なります)。
「引受基準緩和型医療保険」は、告知項目を絞り込むことによって、通常の医療保険に入れない人でも加入することができる可能性を高めています。
加入前にかかっていた病気の再発・悪化による入院や手術でも給付金を受け取ることができます。
また、同じ「引受基準緩和型医療保険」でも、これまで加入が難しかったうつ病、神経症、慢性肝炎などの人でも加入しやすい商品も出てきています。「引受基準緩和型医療保険」の保障内容は、通常の医療保険と同じように、入院1日あたりの入院給付金、手術給付金、先進医療給付金などから構成されていますが、大きな特徴のひとつは、契約日から1年間は、給付金額が半額に減額されること。