くらし情報『「コンビニ新聞」編集長が語る - 『コンビニATM誕生物語』』

2012年9月19日 10:12

「コンビニ新聞」編集長が語る - 『コンビニATM誕生物語』

現在、コンビニに置いてあるのが簡易型で紙幣での入出金が主な機能(一部振込みや海外送金もできる)になります。

当時、1台あたりのコストはフルスペック型の方が圧倒的に高く、簡易型の2~3倍かかるといわれていました。

それだけの高価な機械を4万店もあるコンビニに入れていくには投資の上で難しいですよね。

そこで、簡易型ATMをコンビニに置き、その運営会社と銀行が提携を結んで、コンビニでのATMサービスを行なっていこうという動きが出てきました。

1999年9月17日、国内初となるATM運営会社㈱イーネットが設立され、同年10月8日に1号機が稼動しました。

イーネットのATMは業界3位のファミリーマートをはじめ、中堅クラスなどの約10チェーンにATMを設置しています。その約1年7カ月後の2001年4月10日、当時の㈱アイワイバンク銀行(現セブン銀行)が設立され、同年5月15日にATMの稼動がスタート。

そして、ローソン・エイティエム・ネットワークス(ローソンATM)はアイワイバンクがATMの稼動をスタートさせた同日に設立し、同年10月3日からATMを稼動させました。


現在、この3社のATM稼動台数は、セブン銀行=約1万7000台、イーネット=約1万2000台、ローソンATM=約9500台で合計約3万8500台。

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