滋賀県佐川美術館で樂吉左衞門の自選茶碗展。斬新な造形美が世界で高い評価
2年間のイタリア留学の後、1981年に第十五代樂吉左衞門を襲名。
作品は、伝統に立脚しながらも安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形美の世界を表現し続けている。
1987年にプリンストン大学「ヴィジティングフェローシップ」を受け渡米。
1997年には、ヨーロッパで「RAKUDynastyJapaneseCeramists」展を開催し、樂焼を初めて海外に紹介した。
2000年にはフランス政府より「芸術文化勲章・シェバリエ」を受賞。
世界的に高い評価を得ている陶芸作家である。
国内では、「日本陶磁協会賞」はじめ数々を受賞。
また、その作品は、京都の樂美術館、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館などに、永久コレクションされている。
佐川美術館の樂吉左衞門館の開館時間は、9時30分~17時(入館は16時30分まで)で、月曜日(祝日の場合翌火曜日)が休館日。
入館料は、一般1,000円(800円)、高大生600円(400円)、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)。※()内は20名以上の団体割引料金。
障がいがある方は「障害者手帳」