岐阜県の「各務原キムチ」は一味違う! まちおこしを担う美味なるキムチ
そんな春川市と「姉妹」になった各務原市は、当然のごとく、1周年事業として「冬のソナタ」に関するイベントを開催。
その時、ヨン様ことペ・ヨンジュンのグッズと同じくらい、そりゃあもう爆発的に売れたのが、この「手作りキムチ」だったというわけだ。
「キムチがまちおこしに役立つ」。
そう直観した各務原市が立ち上げたのが、先に登場した「キムチ日本一の都市研究会事務局」だ。
ここで、各務原キムチのアイデンティティーが確立して、2005年11月に「各務原キムチ」が誕生した。
その後、2008年の第3回B-1グランプリでは「各務原キムチ鍋」が堂々の3位に入賞。
一躍全国区の脚光を浴びることになる。
各務原キムチは、自由度が高いことも特徴のひとつ。
各務原酸の野菜を漬けることと、ニンジンと松の実を入れること。
このふたつの条件さえクリアしていれば、基本的にはどんなアレンジもOKなのだ。その味がいかなるものか確認しようと各務原市内のスーパーで探してみたら、都合のいいことに「和風あっさり」と「本格風」というふたつの対照的な商品を発見した。
はじめに「和風あっさり」キムチを試食してみる。
漬け方が浅めだというのは、見た目からも分かる。