岐阜県の「各務原キムチ」は一味違う! まちおこしを担う美味なるキムチ
「日本人好みのあっさりとした味」というだけあり、辛さ控えめ。
白菜はパリパリしっとり、ニンジンはパリポリパリポリ。
そして松の実を一摘みすると、一気に独特のコクが口に広がりうまい。
次に、「本格風」キムチだ。
パッケージを開けた瞬間に分かる、少しくすんだ色合い。
かなり長時間漬け込んだようで、その証拠に、食べると白菜はしんなりしている。
その分、ニンジンの程よい歯ごたえにインパクトありだ。
辛さは、いうなれば「後をひく程よい辛さ」。
発酵食品ならではの酸味があり、これがよいコクを生み出している。
キムチチャーハンにしたり、ラーメンにトッピングしたりするなら、「本格風」キムチをオススメする。
キムチを入れるだけで味にコクが出る。
発売元は、どちらも各務原市の明和商事だ。
ちなみに、各務原キムチが誕生したいきさつについては、「恋するキムチ」というドラマにも描かれている。
同番組のオンエアは2011年。
NHK岐阜放送局の開局70周年記念番組として制作されたものだ。
また、各務原市では毎年11月に「各務原キムチまつり」が開催されている。
鍋やギョーザ、カレーなど、各務原キムチを駆使したメニューが勢ぞろいするこの祭り、今年は11月23日から25日まで開催される予定だ。