くらし情報『鹿児島ラーメンは黒豚こってり系ではなく、あっさり系の歴史がある』

2012年10月23日 11:13

鹿児島ラーメンは黒豚こってり系ではなく、あっさり系の歴史がある

黒豚を使ったチャーシューもおいしく、リピーターが多いというのもうなずける。

● Information こむらさき 鹿児島市東千石町11-19 最後に紹介するのが、鹿児島のラーメンを語る上で忘れてはならない「のぼる屋」だ。

創業は昭和22年。

鹿児島で一番古いラーメン屋で、メニューはラーメンしかない。

店を訪ねると、建物が昭和の雰囲気を色濃く残していていい感じ。

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界にいざなわれるようだ。

店内はカウンターのみで、その向こうに大きな羽釜が3つほど並んでいるのが印象的。

店内では、年配の女性5人が働いている。


陣頭に立つ徳重和子さんに話をうかがうと、同店は、横浜で看護師の仕事をしていた故・道岡ツナさんが創業したという。

中国人の患者から看護のお礼にと教わった中華そばを、戦争で焼け野原となっていた故郷・鹿児島で出そうと始めた。

そのせいか、この店のラーメンは中華そばに近いという。

早速、運ばれてきたラーメンを見ると、スープは茶褐色。

具は、長方形に切られたチャーシューと豆モヤシだ。

麺は細いうどんのような面持ちの白い中太麺で、自家製。

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