愛知県の「豊橋カレーうどん」は1杯で2度楽しめる!?
だって。
一体どういうことだろう?頭を悩ませていると、「豊橋カレーうどん」が さっそうと登場してきた。
んー、見た目は普通のカレーうどんだな。
変わったところといえば、うずらの卵が乗ってることくらいか。
適度にとろみのついたカレールゥは、至って正統派。
麺は自家製で、コシよりももっちり感を重視か。
心地良い辛さだけれど、個人的な好みで一味を少々……。
うん、普通にうまい。
イマ風ではなく、トラッドな部類に属するカレーうどんだ。
しかしそのうち、麺の奥から何かが姿を現してきた。
「ごごごごご飯だ!」。
思わず口に出してしまう驚き。
そうか、麺とご飯が2層構造になってるんだ。
「箸をさして混ぜない」という注意書きは、つまり、麺とご飯を混ぜるなという意味だったのだ。
まるで遺跡の発掘みたいだ。
それはともかく、麺はつるっと完食。
次は第2部、ご飯に突入だ。
しかもこのご飯、とろろご飯なので適度なとろみ感があり、カレールゥと違和感ないのが芸の細かいところ。
備え付けの福神漬けは、好みの量で。
ふー、満足。
最後の一滴まで残すことなく、ごちそうさま。
「もう2年半、この豊橋カレーうどんを出してますよ」