2012年11月28日 13:06
推薦・AO入学した大学生、高校3年生時の学習時間は「1日1時間未満」が半数
「受験対策をしたか」との問いには、推薦・AO入学者の5人に1人(20.1%)が「受験対策をしなかった」と回答した。
中でも、入試難易度が低い大学(偏差値49以下)への入学者では29.8%だった。
他方、受験対策をした学生であっても、一般入試のための教科学習を経験した学生は半数に満たなかった。
「受験に対する態度」を聞いたところ「あきらめずに努力し続けた」は推薦・AO入学者で38.2%、一般入試による入学者で49.2%だった。
また、合わせて「大学生活について思うこと」を聞いたところ、「あきらめずに努力し続けた」と振り返っている学生ほど、大学への満足度や大学での学びに対する意欲が高かった。
中でも推薦・AO入学者のうち「あきらめずに努力し続けた」学生の大学への満足度や大学での学びに対する意欲は、一般入試による入学者よりも高かった。
「あきらめずに努力し続けた」と回答している推薦・AO入学者を分析したところ、早い段階から受験対策を開始し、学習時間を確保する期間も長期であることが分かった。同調査の詳細内容は「ベネッセ教育研究開発ページ」で閲覧できる。
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