2012年12月27日 09:04
エアバス本社見学でフランスへ - 一般非公開のモックアップセンターを紹介
エア・アラビアは27機のA320を運航中で、さらに44機が納入待ちだ。
「航空会社にとって飛行機の購入は、個人が家を買うのと同じくらい大きな投資」(エアバス本部ディレクター、デイヴィッド・ヴェルピライ氏)なので、モックアップ・センターの展示機も、買い手(=航空会社)がイメージを膨らませやすいよう、モデルハウスのように細部まで造り込まれている。
A330およびA340ファミリーは、床下に大容量の貨物搭載スペースを設けているが、そのキャパシティを応用して、トイレや乗務員の休憩室などを全て階下に集約することで、客席数を増やすことができる。
モックアップ・センターのA340も、その仕様で展示されている。
写真撮影は禁じられているが、A380のモックアップもシンガポール航空などが導入した個室ファースト・クラス、立ち飲みバー、シャワールーム、夜明けから星空までさまざまなイメージを映し出すイルミネーションといった客室機能が再現されていた。
快適な、あるいは格安の旅が提供されるまでには、航空会社と航空機メーカーによる綿密なキャビン・プランニングが行われているのである。
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