くらし情報『国民生活センター、消費者問題に関する10大項目発表。高齢者トラブル目立つ』

2012年12月10日 11:48

国民生活センター、消費者問題に関する10大項目発表。高齢者トラブル目立つ

国民生活センター、消費者問題に関する10大項目発表。高齢者トラブル目立つ
国民生活センターは12月6日、「消費者問題に関する2012年の10大項目」について発表した。

2012年は、詐欺的なもうけ話を中心に高齢者の消費者トラブルが目立つ年となった。

今年の10大項目で特徴的なのは、「高齢者トラブルの増加」「買え買え詐欺」「サクラサイト商法」といった詐欺商法が横行したこと。

契約当事者が65歳以上の相談は、2012年で消費生活相談全体の約1/4(23.2%)を占めている。

また、サクラを使い、有料サイトに誘導させる「サクラサイト商法」は、サイト登録や支払いが簡単にできる仕組みであることから、支払額も高額化しているという。

さらに、貴金属等の訪問購入をめぐってトラブルが多発したことを受け、8月に特定商取引法が改正された。

同法で規制される7番目の取引類型として「訪問購入」が追加、訪問購入業者に対する行為規制やクーリング・オフ制度などが盛り込まれた。

2012年はスマートフォンの普及が一層進んだが、それとともに相談件数も増加している。


通話料や機器・通信サービスなどスマートフォンそのものに関する相談が、2011年は2,383件だったのに対し2012年は5,276件に増加。

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