2012年12月17日 11:38
低い日本の補聴器所有率。補聴器がうつ病リスク低減や出世に役立つ?
、イギリス(72%)は2倍以上の満足度が高かった。
欧米諸国では、医療機関と公的資格を持った販売従事者が連携して難聴者に合った補聴器を勧めているが、日本では難聴で耳鼻科医師へ相談する人は40%と少ないという。
また、また補聴器に対する知識が豊富な「認定補聴器技能者」が在籍している販売店が少なく、難聴者が自分に合った補聴器を購入できていないことが、満足度が低い要因だと考えられる。
また、補聴器非所有の難聴者に対し「購入に際して何らかの公的補助を受けられることを知っていますか?」と尋ねたところ、「はい」と答えた人はわずか6.3%だった。
公的補助についての認知不足も、補聴器を使用する上でのひとつの障害になっているようだ。
※「EuroTrak」は、2009年にEHIMA(欧州補聴器工業会)がドイツ・フランス・イギリスの3カ国で初めて実施した、難聴・補聴器に関わる大規模調査。
本文中の各国の数字は、2012年に上記3カ国に加え、スイス・ノルウェー・イタリアを加えた6カ国で実施した「EuroTrak2012」より抜粋したもの【拡大画像を含む完全版はこちら】
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