くらし情報『一度入ったら二度と出られない!? 石川県金沢市の「忍者寺」ってどんな寺?』

2013年2月28日 11:51

一度入ったら二度と出られない!? 石川県金沢市の「忍者寺」ってどんな寺?

階段をのぼって足を刺されてしまってはひとたまりもない。

シンプルながらよく考えられた仕かけだ。

他にも各所に「隠し扉」や「隠し階段」「落とし穴」が点在し、お殿様が滞在する重要な部屋には、簡単にたどりつくことはできない。

ちなみに「忍者寺」の由来は、この複雑な構造と巧妙なカラクリからきている。

いわゆる忍者とは関係がないそうだ。

内部を見学する時は係の人が先導して説明してくれる。

お寺の複雑な構造を非常に分かりやすく解説してくれるので、仕かけを考えた人の知恵に幾度となくうならされる。

忍者寺界隈には、作家・室生犀星(むろうさいせい)が幼少の頃を過ごした「雨宝院(うほういん)」、キリシタン大名として知られる高山右近ゆかりの「昌柳寺(しょうりゅうじ)」など、約70の寺院が立ち並んでいるため、この一帯は「寺町寺院群(てらまちじいんぐん)」と言われている。


加賀百万石の歴史の余韻にふけりながら、辺りを散策してみるのも面白いだろう。

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