くらし情報『睡眠時のいびき・歯ぎしり・寝言・ピクつき、どう対処したらいい?』

睡眠時のいびき・歯ぎしり・寝言・ピクつき、どう対処したらいい?

睡眠時のいびき・歯ぎしり・寝言・ピクつき、どう対処したらいい?
いびきや歯ぎしりなど、寝ている時に無意識にやっていることは多いもの。

それらには理由があり、そのまま放置していると身体に悪影響を与えるものもある。

その原因や対処法を、「スリープクリニック調布」遠藤拓郎(えんどうたくろう)院長に教えていただいた。

いびきをかいてしまう多くの場合、睡眠中に上気道(のど)がふさがることで一瞬呼吸が止まり、上気道を通る空気が内壁にぶつかって発生する音がいびきとなる。

いびきで危惧される病気に睡眠時無呼吸症候群というものがあり、無呼吸による酸欠から、高血圧や不整脈を誘因する。

太っている人などは、上気道が脂肪で狭くなってしまうため、いびきをかきやすくなってしまう。

また、あごが小さい、首が短くて太い、鼻の通りが悪い人も、睡眠時に呼吸がしにくくなってしまうため、いびきをかきやすいと言える。

いびきは病院で上気道を押し広げるなど、治療することができる。


自分でできる対処法としては、舌根が下がらないように横向きやうつ伏せになって寝ること。

また、ばんそうこうを口に対して斜めに貼ることで、口が開くのを防ぐ方法もある。

ばんそうこうがはがれてしまう場合は、外科用テープで補強をしよう。

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