身近で起こるご近所トラブル。どうやって解決したらいいの?
「野焼きの煙などで困っているというケースですが、実は、雑草や農作物の残りなどを畑で燃やす行為に関して、それを禁止する法律はありません。
ビニールなどのゴミを燃やすことは禁止されていますが、草木や農作物”だけ”を燃やしている場合は、『やめなさい』とは言えないのです。
ただ、迷惑を被っている人がいれば、そのまま放っておくわけにはいきません。
野焼きが行われている時間帯を教えていただければ、役所の職員が現場へ出向き、直接指導します。
もちろん、燃やしているものの内容も確認し、野焼きが禁止されているものを燃やしていれば、即刻やめるように注意します。
そして、草木などの場合でも時間帯、場所、燃やす量、風向きなど考えて、近隣住民に迷惑をかけないための工夫をするように指導します」――今回お話をうかがった役所では、独自の取り組みとして木くずや草の分別収集を行っているため、野焼きが減っているそうです。
野焼きの煙に悩んでいる人は、まずは一度どんなものを燃やしているのか、役所の人に相談して確認してもらうと良いかもしれませんね。「騒音というのは、非常に難しい問題です。
例えば、隣の家が夜中まで騒いでいる、といった相談を受けても、役所では立ち入ることができません。