「美人」が一番の観光資源!? 秋田は市も県も「秋田美人」で勝負する!
秋田と言えば「秋田美人」をイメージする人もいるだろう。秋田市では昨年度から、秋田美人7人を登場させた観光ポスターを作成し、「秋田美人キャンペーン」を展開している。また、仙北市(せんぼくし)には、「秋田美人100人隊」がいるようだ。そこで今回、秋田美人たちの今を追ってみた!
「京美人」「博多美人」と並んで、日本三大美人と言われる「秋田美人」。色白、二重まぶたが特徴とされ、なぜ秋田に美人が多いかについては諸説ある。
例えば、秋田は日照時間が短いので色白、冬に乾燥しないので肌がしっとり、県内を流れる雄物川(おものがわ)の水に漂白作用がある、白系ロシア人の血が混じっている、久保田藩(秋田藩)に移封された佐竹氏が常陸の国(今の茨城県)から美人ばかりを連れてきた……。とにかくいろいろな説がある。
真偽のほどはともかくとして、こうした諸説があること自体が、多くの人が秋田には美人が多いとを認めている証拠。
秋田の人たちが「秋田美人」をご当地の資源として活用しようと考えるのは、ごく自然なことと言えるだろう。
「私どもでは秋田美人を酒、米と並ぶ重要な観光資源と捉えており、秋田に訪れてもらうためのコンテンツのひとつと考えております」