2013年5月14日 20:47
正しい作法を知っていますか? 絶対に失敗できないお葬式のマナー
みなさん、あまり葬儀の話題をすることがないので気づいていませんが、実は、弔い方にはかなり地域差があります。
例えば、お通夜の前に遺体を荼毘(だび)にふしてしまう地域、お通夜の前におなかをいっぱいにする地域などもあります。
勝手な判断をせずに、『ここではどのように弔意をあらわせばいいのですか? わからないので教えてください』と素直に葬儀者の方に聞くのが一番だと思います」
――ここだけは、絶対に失敗しない方がいいポイントはありますか?
「『失敗』という言葉を使うとき、皆さんが気になるのは、故人ではなく周りじゃないでしょうか。けれども、よく考えてみてください。大切なのは、亡くなった本人であって、周りではありません。
もちろん、遺族を傷つけるような行動は控えるべきですが、まずは、相手と自分の関係性を意識して、相手に心を尽くすことが一番大切だということを忘れないでほしいです」
小川さんのおっしゃるとおりですよね。当たり前なのに、いざ「葬儀」という言葉を聞くと、形式ばかりが気になってしまうので、注意したいと思います。
取材協力:小山セレモニー相談役・小山高夫さん
近著に『今さら訊けない、大人のマナーとエチケット』(ワニブックス【PLUS】新書、2013年)がある。
(OFFICE-SANGA 臼村さおり)
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