プレゼントにひと工夫。不器用さんでも簡単にできるラッピング術
それから趣味という以上に、何か生きがいを見つけたいという主婦の方、カルチャーセンターの講師や自宅教室の開講を目指されている方もおります。
それぞれ習得したい技術に合わせて、ギフトラッピング、スイーツラッピング、フラワーラッピング、和風ラッピングと4つのコーディネーターのジャンルがあります。
私自身は、共通の趣味を持つ友人ができたらいいな~なんて簡単な思いで始めたのですが、素敵な講師の方に出会い、すっかりのめり込む形になりました。コーディネーター資格を取得後、指導者養成クラスを受講して講師のアシスタントに、そして講師になり、チーフに。というのがおおよその道筋です」
――もはや芸術という感じの、複雑なラッピング術もあるのですか?
「オブジェのようなラッピングを依頼されることもありますが、それは展示スペース用のディスプレイであったり、雑誌、テレビ向けの特別なものですね。テクニックとセンスが必要になります。
でもラッピングの原点は、商品に合った紙選びと包みのテクニック、そして的確なリボン選びだと思います。リボンを選び、カット方法を考え、素敵に結んでいくことでラッピングした品に命が吹き込まれ、贈られた方に感動を与えることができます。