【雑学キング!】言語分析家に聞いた、理想のラブレターの書き方とは?
送られる側の立場に立ったときに、あまり好きというわけでもない相手に熱烈に迫られてもうっとうしいだけですよね」
――なるほど(笑)。ラブレターで要になるのはやっぱり「好き」という言葉だと思うんですが、これはどこに入れたほうがいい、というのはあるのでしょうか。
「口説く時期によります。口説き始めのラブレターなら、いきなり『好きです』と一度だけ書くのが効果的です。どこが好きなのかよりも、とにかく、『誠実な好き』を伝えればいいんです。文頭に『好きです』と書かれていれば、よっぽど嫌いな相手でない限り、あとはどんな文章でも好意的に読んでくれます」
――逆にアプローチの仕上げにラブレターを送る場合もありますよね。
「それなりに口説かれたあとだと、好きという言葉だけでは物足りないでしょう?その先を無意識のうちに求めてしまうので、今度は好きを連呼してください。『ここがあなたのいいところです。
だから好きです。あそこもあなたのいいところなんです。だから好きです……』というふうに書くのが効果的です」
――なるほど。では、男女によって書き分けはあるのですか?
「最近の男性の文章の分析をすると、とても控えめな傾向にあるんです。