【突撃!COBS】『秘密結社 鷹の爪』の作者FROGMANが語る島根県の魅力とは?
30歳のころにたまたま仕事で島根県に行ったところ大変気に入って、以後8年間島根で暮らしたそう。
「"どこにあるか分からない県"ナンバー1なんて失礼なランキングにランクインしているという話もあるけど、僕も仕事で行くまでどこにあるか知らなかったくらい(笑)。都会で暮らしていると、昔から続く伝統に触れる機会はなかなかないですよね。"こども祭り"などの町内のお祭りはあっても、それが2000年続いてるわけじゃない。でも島根の場合、大昔から残っている神社だの大きな岩だの、そういう伝説のようなものがそこら中にあふれているんです」
――大昔というと、教科書に載ってるようなものがそのまま残っているとか?
「そう。古事記や日本書紀に書いてあるようなことまでもが平気で残っている。古事記に出てくる人の子孫がそこらへんを歩いていたり、"重要文化財"や"博物館級の歴史物"と言われるレベルのものがゴロゴロ転がっていたり。島根に来て、"教科書の中の話"と思っていたのが、"あ、歴史って全部事実なんだ"と急に実感しました。
でも、こんなにすごいのに、島根県民は誰も自慢気にふるまわないんですよね(笑)」
――例えば、どのようなところに"古さ"があるのですか?
「分かりやすいところでは、地名です。